園だより

生きる力とは
2010年3月9日
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  3月8日は参観日でした。久しぶりにお部屋での様子を御覧になっていかがでしたか。あと少しでこのお部屋ともお別れですね。1年があっと言う間だったのではないでしょうか。大きくなって、しっかりとしてきたねと思える日がもうすぐやって来ますよ。
   さて、園長より「生きる力」というテーマで講演がありました。人生をどう歩んでいくか、前に向かって進んでいく生き方を自ら奮い起こせば、はつらつとした楽しい生活を見いだせるでしょう。やろうとする気力をもつことが大切だと言うことです。あきらめないで、明るい顔をして楽しみながら生きる心構えをもちましょう。親のその姿を子どもたちは、じっと見ています。子どもは、親の生き方を見て学びます。
  次は、次年度から新しく取り組むことの連絡がありました。もしかしたら、新潟市で初めての取り組みかも知れません。給食・お弁当選択制を始める幼稚園は、今のところ、あさひ幼稚園だけでしょう。このことは、幼稚園に訪れる保護者の方や入園希望の来園者の声をお聞きしたことが、きっかけです。それに、先生たちのアイデアがヒントになって、給食委託業者の細やかな対応で実現することができました。ゆっくりとお考え方になって、お選びください。
   お昼のお休みに、久しぶりに園庭に行きました。今までとはちがうなんとあたたかな日差しでしょう。ポカポカとした春の季節がやってきたと思える日になりました。

  新しい遊び場の道具を子どもたちにも紹介しました。早く使いたなあ。ピカピカのスコップやシャベルやバケツ。ホールで待ち切れなくて、手に取っていました。遊びたい気持ちがどんどん高まりました。でも、新しいものは全員の分はありません。取り合いのけんかになるのでは?と思いましたが、心配はありませんでした。なぜでしょうね。それは、あさひ幼稚園の子どもたちは、とてもやさしいからでしょうね。理由まだあります。まだ使える古いスコップやバケツを大切にして置いてあるので、十分遊べます。

 子どもたちは、砂の園庭の好きなところを掘り始めて、なにやら宝さがしをしているようでした。確かに、庭には宝がありました。「チューリップがさいているよ。」えっ、もうさいている?早いなあ。よく見たら、5センチメートルぐらいの芽がニョッキリ出ていたのを見て、花がさいたという表現になったのでしょう。もうすぐ花がさいてくれるでしょう。

 今度は、「おまめが、いっぱいあった。」とあちこちから聞こえてきます。その数は、数え切れません。バケツに集めた豆が入って、重たくなってきました。みんなのをあわせれば1000個以上あると思います。ツヤツヤしてとてもきれいな豆です。これは、藤の木からのプレゼントです。

  昨年の春に花がさいたあと、実になり、夏秋冬と時間をかけて大きくになって枝にぶら下がっていたさやが、雪がとけて暖かくなったら一斉に地面に落ちて、種がはじけ飛んでいったということなのでしょう。かなり離れた所でも見つけることが出来ました。「おまめが、こんなところにもあった。」と種を集めて遊びながら、このことに気づく子どもたちです。自然の力も、子どもたちの力も、すごい〜と思った昼休みでした。

 あまりの暖かさと居心地の良さで、帰りの時間を忘れてしまいそうでした。「まだやりたい。魚屋さん(藤の固い茶色のさやを魚に見立てて遊んでいた)続けたい。」と名残惜みながら、のんびりと戻ってきた子どもたち。急いで帰りのしたくをしようと焦る先生たち。間に合って良かった。

		
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