園の特色

小さな園は大きなおうち

日本でテレビ放送が始まった昭和28年。あさひ幼稚園は新潟市中央区に誕生しました。各学年1クラスの小さな幼稚園。いつ来ても温かい雰囲気があふれています。子どもも大人も先生も地域の方々も、大家族のような雰囲気です。

「廃材」は無限大

あさひ幼稚園の子どもは作ることが大好き。探検・冒険ごっこ、お店屋さんや病院ごっこをしている子どもたちは、自分で道具を作ります。園には100種類以上の生活不用品を常に保管しています。遊びのために必要なものや作りたいものは自分で材料を選び、作っています。

恵まれた環境

歴史を感じさせる街並みの中に、都市機能が集積している新潟市中央区。オフィスが建ち並ぶ繁華街が近いのに住宅地はとてものどか。園の近くにはイルカショーで人気の水族館「マリンピア日本海」、すぐ隣には「護国神社」や「西海岸公園」があり四季の変化を感じることができます。

子どものありのまま

当園では、子どもがのびのびと健やかに育つことが大切だと考えます。ありのままをみとめた中で、子どもたちが進んで考え、選び、活動すること。一人ひとりの表現に共感すること。考えや表現を認めてもらうことで生きる力が芽生え、相手を思いやるやさしい気持ちが生まれます。そのために、日々の保育には全力で取り組んでいます。

園内の紹介

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教育方針と目標

一人一人のこどもの「生きる力」を育てるため、子供に寄り添う教育をする。

教育方針

健康で あかるく のびのびとした 子ども

自分で考え 自分から進んで働く 子ども

友だちと なかよく助けあう 子ども

教育目標

じょうぶな 子ども はきはきした 子ども

自分で考え 自分から行動する 子ども

保育の視点

どんな保育を目指しているか。あさひ幼稚園で(私たちが)心掛けていることは?

~ 日々の保育の取り組みを基礎にして 同じ方針で 運動会や展覧会・創作劇の発表の行事に 取り組む ~

○子どもたちのささやかな思い・つぶやき・着想・発想を生かした保育を展開しています。

○自分の思いを言葉にするところから、その子にしかない個性を引き出し、認めていきます。

○そのことをきっかけにして、子どもたちが集まって共感し、協同する喜びが生まれるように支えていきます。

○子どもたちにつながりができるように声をかけ、それが大きな輪になり、次への活動へ繰り広がるように成長を見守ります。

~そのためには、どうしたらよいかを 子どもが自分で考えて行動するように促す~

○遊び活動のために必要な物は自分で生活不要品のコーナーから材料を選び、自分で作ることの喜びを体得させています。

○身近にある100種類以上の生活不用品を常に収集保管しておき、作りたい物を自分で探せるようにしています。

○年令にふさわしい作るための基礎的技術的な技は、日々、作品を製作中・展示中に学びとるようにしています。

~活動の範囲を広げるために 年令を超えて交流し、いろいろな考え方にふれさせる~

○探検・冒険ごっこのグッズを身につけたり、楽しい飾りを作ったり、お店屋さんや病院ごっこをしたりしている子どもたちは、園内を自由に動き、あそび活動に夢中になります。そのようすを他のクラスも先生も注目していることを言葉かけでしています。

○子どもたち同士が招待し合って作品を紹介したり作った物を分けて渡したりと楽しい交流が行われるように計画しています。

○年齢を超えて集団の生活や行事を一緒に取り組み、協力して励まし合う事の楽しさ・素晴らしさを学んでいくようにします。

子どもたちの生活の中でどのような力が身につくか?あさひ幼稚園(私たち)が心掛けていることは?

~自然にふれ合いながら 豊かな感性をはぐくむ~

子どもたちが生き物や植物とふれ合う機会を多くもち、愛情をもって世話することで、動植物が元気になること・収穫したものを手に入れた喜びから自然の恵みに感謝すること・日本の四季の変化に気づき、自然からの贈り物を生活の中にとりいれることで、豊かな感性を身に付けていきます。

~礼儀正しい言葉を遣う~

子どもたちは登園するとき、先生の部屋に用があるとき、図書の本を借りるとき、帰るときなど、気持ち良いあいさつが進んで できるように練習しています。また、毎日の生活の中で失敗や困った事が起きたときは、時間や安全を考えて、友だちや大人に頼むことができるように、しっかりと言えるようにします。相手の思いを受け入れ、相手の気持ちを考えられるように、礼儀正しく言葉を遣い、明るい気持ちで生活することで心身共に健康でいられることを学びます。

~自主的な活動と助け合いの精神~

子どもたちができる当番活動をやっています。給食の時は、みんなのために給食当番をして助け合います。 昼休みが終わったら、部屋の片付けの放送を先生の部屋のマイクを通してします。また、給食の食器箱を運んだり、エプロンを洗ったり、床の掃除をしたりと、自主的に進んでやる子どもたちがいます。みんなで助け合って生活すると 気持ちよく過ごせる事を学びます。

~自然の恵みと提供者に感謝の気持ちをもつ~

子どもたちは散歩で1学期には近くの水族館・西海岸公園へ歩いて出かけて行き、公共施設のマナーを学びます。夏休みには、ゆり組(年長)1泊2日のキャンプで自立の精神を養います。2学期、バスで9月にはブドウ畑でブドウ狩り、10月はさつまいも畑で芋掘りにでかけ、丹誠込めて作ってくださった人に感謝して、収穫したものを味わいながらいただきます。

~自主・自立の精神と共感・協調・協同の喜び~

このような生活を通して、子どもたちは一人一人が自分で考えた目標をもちます。9月の運動会では種目やダンスの内容を自分たちで考えてパワーを精一杯出すことができます。11月には、自分の想いを込めた豊かな発想であふれる展覧会を開きます。2月には自分たちが考えた創作劇を作りあげて発表します。子どもたちがいつも主役になる行事にしています。

あいさつ

学校法人 あさひ幼稚園
創設者・名誉園長 小林美代子

心を育てる幼児教育と恵まれた自然環境

 幼児期は人間の一生にとって、人格形成の基礎がつくられる一番大切なときです。人生の基盤がつくられる幼児期だからこそ健康で明るくのびのびとした子どもの育成を考えた教育に常に力を注いでいます。特に次のような心の教育を心がけています。
 集団生活の中で考えたり表現したりする活動を通して「生きる力の芽生え」と、自分から進んで行動する活動を通して「自主・自立・自律の態度」や、やさしさや思いやり、創造性などの「豊かな心情」が身につくように育てます。私たちは、日々の保育の中で一人一人を大事にしながら、最善の努力を続けています。

新しい時代を迎えて

 昭和28年創立当初の園長・職員の思いを受け継ぎ、いつの時代にも、子どもたちが「すくすく 」「のびのび」と育ち、自分の思うこと・やりたいことをあきらめずに、粘り強く生きていけるように力を入れていきたいと思います。
 これからも子どもたちの思いや考えた発想を生かした教育をめざします。毎日の園生活であったいろいろな事を通してお互いに認め合い、時に楽しい活動が生まれると、「楽しい・おもしろい」と感じ、子どもたちは創り出したあそびに共感していきます。友だちと共同する喜びも生まれます。自分の個性を少しずつ発揮していくことが増えると、友だちをさそうようになり、あそびがグンと広がっていきます。困ったときには助け合い、難しい事には、何度もがんばろうとします。その事を何度も繰り返されていくうちに、みんなの思いが大きな輪になり自分の思いや考えを言葉に出していけるようになります。教職員一同、日々の子どもたちの活動をやさしく見守っていきます。

学校法人 あさひ幼稚園
園長 小島美津子

園のあゆみ

昭和28年 6月15日

小林美代子、私立あさひ幼稚園を創立
園長となって開園式を挙行

昭和40年 3月1日

設置主体を法人化し、学校法人あさひ幼稚園を作り、園名も同名とする
理事長兼園長 小林美代子

平成6年

文部省の研究指定校に選ばれ、2年間「思考力の芽生えを培う」研究をし、発表する

平成10年

新潟県の特色教育推進事業に選ばれ、「自然に親しむ教育」を1年間研究し報告書を刊行
また、「幼児の自然体験-幼児キャンプ25年のあゆみ」を刊行する

平成11年 9月

第3回新潟県環境NGO大会で環境省を受賞する

平成15年 9月

創立50周年記念式典
11月14日記念祝賀会

平成21年 7月

ホームページ開設

平成22年 4月

給食選択制及び早朝・延長の預かり保育「にこにこたんぽぽ」開始

平成23年 5月

子育て支援 親子ふれあいスペース「ぽぽ」開設

平成23年 12月

未就園児親子教室「のびのびプレイルーム」を改装

平成25年 6月

創立60周年開園記念集会を開く
「あさひ幼稚園の歴史のあゆみ」記念DVD作成

平成26年 2月

あさひ文集100号

平成27年 10月

満3歳児クラス新設まめ組スタート

平成31年 4月

小林美代子は名誉園長に就任
小島美津子が理事長・園長に就任

あさひ幼稚園歌

作詞 小林美代子  作曲 教職員一同

ちいさなふたばの

こどもたち

やがておおきな

みきとなる

やさしいこころで

なかよしこよし

あかるくつよく

のびていく

あさひの こども

おおきなゆめもつ

こどもたち

やがて みらいを

きりひらく

ゆたかなこころで

なかよしこよし

あかるくつよく

のびていく

あさひの こども

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