園だより

雪〓と友だちになれたね
2010年2月8日
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やはり、雪日和。今でなければできません。雪が一段落した午前中にいそいそとスノーウェアに着替えていた組がいました。ばら組さんでした。続いて、ゆり組さんも準備。気づいた時は、屋上がスノーランドに変わっていました。ソリ滑りに、雪ベッドに。子どもたちはこの前とは違った遊び方をしていました。先生方も、こんなふうにしたら、雪を楽しめると大サービス。楽しそうな時間が続いていたので、さくら組さんを呼び、みんなで遊びました。でも風邪気味の子どもたちは先生のお部屋でお留守番?いいえ、ここでも、ストーブであたかいお部屋でのんびり学校ごっこで楽しんでいました。屋上ではあたたかい日差しに包まれて、楽しんでいました。どちらの子どもたちも満足そう。
新潟市内の大雪は全国報道されるほど、凄まじいものでした。雪のために先週の金曜日にあさひ幼稚園は臨時休園しました。園の回りの雪かきを先生方は必死で頑張りましたが、嬉しいことに地域の住人の方にたくさん助けていただきました。また、遠路はるばる雪かきに来てくださった方もいました。本当にありがとうございました。困った時はお互い様というやさしい気持ちを知るよい機会が得られて、腕や肩・腰が痛いのを忘れさせてくれそうです。新潟には地域の人々の助け合いという大切なつながりがあると改めて感じました。きょうも園の前の道路で立ち往生した車を通りがかりの男子高校生と帰宅途中の先生方がシャベルで雪をどけ、車を押し出そうとしていました。溶けかかった雪はグサグサになって、タイヤは空回り。なかなか走り出せません。そこに、ご近所のおじさんが声をかけてくれました。どうやれば、この状態から抜け出せるのか、適切な指示を出してもらい総動員で車を押したら、やっと車が前に動きました。車が出発することができて良かったねと見知らぬ者同士
が共通の目的を果たした喜びに浸り、よい気分になって帰ろうとしましたが、その後に同じことが園の回りの路地で、立て続けに2回も起きました。このような事態に遭遇したら、車の持ち主は1人では本当に心細くなるでしょう。夕暮れが迫り、暗くなって寒くなるのに、自分の車を置いて家に帰るわけにもいかず途方にくれていたでしょう。今まで見知らぬご近所さんが、どうやれば車が動き出すのかと話を交わして、試行錯誤の末に脱出できた時、助けられたこと、また、助けてあげられたことが地域の絆を生み出していくのではないかと思います。辛くて迷惑な大雪が思わぬ地域の助け合い精神を発見させてくれました。今年の大雪は悪くないなあと、見方が180度変わりました。

		
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