園だより

さらに遊びこみ、作品にどっぶりつかる
2009年11月12日
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あさひ幼稚園は「作品を作った、飾った、片付けた」という流れてで、展覧会は行われてないということをお知らせします。
どういうことなのでしょうか?
作品を作るまでに、長い時間をかけます。作品を作る時間ではないのです。作品を作る前に、子どもたちがなにをやりたいのかを子どもたちがじっくりと話し合うという時間を保証するということです。
ですから、子どもたちの思い入れが強いので、そう簡単には片付けられないのだと思います。いろいろな友達の考えを聞いて、やり方を決めて、それに合う材料を探しにいくという、時間のかかる行程です。自分たちが作った作品であるという自信が、ほかの組のお友達をご招待して、説明したり、一緒に遊んだり、お弁当をそこで食べたりという行動につながり、全園児が交流することになるのです。いいなあ。この風景。子どもたちがどこで食べたかというと、大人の思いを越えて、なんとゆり組さんが作った暗い森の中にたくさんいました。ばら組さんの人気の「けんちゃんとねこはかせ」。子どもたちは、設計図通りの車の中に入りこんで、お弁当を食べていました。明るいさくら組さんのケーキのテーブルで、研究室で、洞窟で、お城で、今まで分身人形(わたしちゃん、ミニちゃん)がやっていたことを本人がやっている。いいや、ちがうちがう。本人がやりたいことを分身人形がやっている。これは、どちらも当てはまるような時間がやってきたことになるのでしょうね
。不思議な体験でした。あちこちで、分身人形が本物の人間になって、お弁当を食べているのですから・・・展覧会って、奥が深い〜ってことを学びました。

		
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