園だより

やっとあ えたね
2010年7月27日
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あさひ幼稚園の幼児キャンプが始まって38年間。今までの歴史にはなかったことが起こりました。ビックリニュースです。
子どもたちは山の頂上に着いたところで、休憩。お菓子タイムでのんびりとした時間が流れていました。
「キャー、いた!!見て、見て。」何事かとそちらの方を振り向くと、子どもたちが顔をくっ付けあって、「お〜、すげぇ〜!!」と叫んでいます。

いったいなんだったのでしょう。それは子どもたちが知っています。今まで空っぽの虫かごが、なんだか急に貫禄のついた立派な虫かごになったのですから。
その虫は、かなりの大きさ。それも、3匹 も、一ヵ所のところにいたのですから、これには、ビックリしました。
よかった、よかったね。夏のキャンプの大きな思い出になったね。(最後の写真に写っています。)
これをきっかけに、いろいろな虫たちに出会えて、虫かごが大変にぎやかになったのです。

「虫は、こわくない。」と胸を張って、いえるね。そして、森の中での探検が始まりました。キノコはっけん!またまた、すごい虫、はっけん!今度は、殿様バッタはっけん!子どもたちの目は、キラキラ〓虫博士になりましたよ。

さて、お迎えのバスがきました。

虫とり名人がたくさんいたゆり組さんに向かって、担任の先生は、こんなことを話し始めました。

「みんなは、がんばってたくさんの虫をつかまえたね。でもね、虫さんを新潟のおうちまで持って帰っていいかな?どう思う、みんな?」
ここで、子どもたちはつかまえた虫たちとお別れする式を必ずやることになっているのですが、そんなことは前もって知らされていません。だから、「えっ、あんなにがんばってつかまえた虫。もうにがしちゃうの?」とだれもが心の中で思ったことでしょう。ほんの短い間ですが、どうすればいいんだと考えて、迷っている姿がありました。だれが何て言うのだろと・・・一瞬の沈黙が続きました。
さあ、どうしたでしょうか。
いつも感心することですが、あさひ幼稚園の子どもたちは、担任の先生の思いや願いが言わなくてもわかるのでしょうね。
だれと言うのではなく、ほぼ合唱に近い声で「(虫を)返してあげる。」と言うのです。あさひ幼稚園の子どもたちのこの素直さに、いつも感心してしまうのです。
バスに乗る前の「虫さんたち、バイバイ」の式がようやく行われました。
この思い出も大切ですね。

そういえば、たしか、川でも「おたまじゃくしバイバイ」の式をしたっけ。そういうふうにするものと、先輩たちから教わっているのかしら。

		
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