あの後、ゆり組の再現あそびの劇が終わったと思ったら、まだまだ続いていたのでした。ばら組の劇もさくら組の劇も、みんなでやると別なおもしろさに気づいていました。あの時、ちょっと恥ずかしい気持ちでやったけれど、今は、教えてあげる立場になったので、そういうことも忘れて、楽しくセリフを言いあっていました。なりたい役をやることができるのは、小さな幼稚園だから、できることなのでしょう。再現あそびは、3月に入っても続いているのです。先生たちはさくら組からのご注文でミニキッチン作りとペットショップのお姉さんのお洋服と天使、妖精、魔女のお洋服作りに忙しいです。ゆり組のお話とばら組のお話がまざりあった再現あそびをしているのは、一番小さいさくら組さんの女の子たちです。なりたい役を一気にやれるすごいパワーです。さくら組の男の子たちは、男の世界を楽しんでいました。電車やレールをつなげて新潟駅を再現してあそんでいました。男の子のつながりも期待したいところです。