2日目、朝早くから、ささやく声が聞こえました。小鳥ではありません。小さな子どもたちの声です。うれしくって、もう眠れないようです。起床は7時です。まだ寝ている子の方が多いです。しばらく、その小さな声が続いていましたが、だんだん、声が大きくなってきました。7時の「おはよう」の合図をしたものの、子どもたちの目はランランと輝いて開いていました。さあ、ラジオ体操をしましょう。
朝の散歩です。宿舎の周りは、自然がいっぱいです。バッタ・コオロギ・トンボ等、夏の生き物がたくさんいました。見つけることができても捕まえるのは一苦労。ちょっと怖くて掴めません。それでも、平気な子どももいます。やさしく捕まえてみてね。
ゆったりとした時間をすごしてから、朝食です。他のお客様は1組の親子が泊まっていましたが、食堂は静かな雰囲気です。朝の食事としてはしっかりとしたメニューでした。ごちそうさまをしてから、かたづけをして、部屋に戻って、帰りの支度をしました。時間の余裕があったので、朝のヨガと風船遊びをして待っていました。宿舎の方にお部屋に来ていただき、お世話になったお礼をしました。小会瀬でたくさんの思い出を作ることができて、本当によかったです。
最後に訪れる場所は、ハーブ石鹸作り。スタッフの方が優しく教えてくださるので人気です。今年は一般客も多く訪れていた「ハーバルパーク」でした。広大な庭は、いつもよりお花でいっぱいでした。遠くに薄い青の山々が見え、オレンジ・赤・紫・白の花々がたくさん見られました。散策ものんびりとできて、大満足。帰りのバスの中から、モクモクと煙る磐越西線の蒸気機関車を見ることもできました。無事に新潟に着いて、親も子も安心しましたね。
暑い夏のゆり組キャンプ。濃縮された2日間でした。楽しかったね。