園だより

2日目のキャンプ晴れ
2015年7月22日
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2日目のゆり組のキャンプです。朝早くから起きて、お友だちを起こすこともなく、 みんなぐっすり寝込んでいました。7時になったので、さわやかな眠りからさめるようにと、 先生が「ホー ホケキョ」とうぐいすの鳴き声をまねてみました。一瞬、大笑い。 それでも、2人の子どもたちは起きません。今度はみんなでニワトリになって、 「コケコッコー。」と大合唱。あれれ、本当にぐっすり寝ていたのですね。 もっと寝ていたい様子でした。 「さあ、起きましょう。きのうは楽しいことがいっぱいありました。覚えているかな。} 「ちゃんと覚えている。川に入って・・イワナをとって・・キャンプフアイヤーをして。」 「すごいね。覚えていたね。今日も楽しいことが待っていますよ。まず、お布団をたたもうね。」 先生たちの言われた通りにシーツ・お布団・掛け布団をたたみ、何回も何回も運んでいました。 たくさんお家でもお手伝いをやっているのだとわかりました。作業がとても丁寧で、びっくりしました。 さて、水道のお水を手ですくって、顔を洗います。数年前、顔を洗う習慣がない子どもがいました。 今年の子どもたちは、合格でした。みんな上手に洗っていました。事前に先生たちが劇のように、丁寧に 見本をみせていましたから、先生のお話をよく聞き、よく見ていた子どもは大丈夫です。このくらい知っている でしょうと、それについて何も話さなかったり、見せていないときは、経験の少ない子どもたちにとっては、 残念な結果が待っていることになります。キャンプでは、楽しかった思い出を大切にしたいので、禁止事項を 言わず、できる限り注意を少なくしていこうと。そのために、前もって、子どもたちによく話しています。 なにしろ、ゆり組にとっては、初めてのキャンプなのですから。それでも、顔洗いは難しくなかったようです。 その後、みんなで外に出て、ラジオ体操をしました。山の涼しい空気を吸って、体を動かしました。 ラジオ体操第1が終わったら、第2の体操の音楽が流れました。子どもたちにとっては、初めてでしょう。 先生に教わりながら、全部やり通しました。先生から「第3のラジオ体操もあるらしい。」と聞いた子どもが、 「それじゃあ、第4のラジオ体操もあるかな?」と素早く反応してきました。(多分ないと思うけれど、 自分たちで作るのもいいね。」と答えていました。きっと楽しい体操を作ってくれることでしょう。 さて、朝ご飯の準備です。テーブルを出して、机をふいて。大きなお皿が運ばれました。 ウインナー・肉団子が2こずつ。キャベツサラダに、生パイナップル、ゼリーも2個。 おみそ汁とご飯。とても食べ応えのある朝食です。これから山登りをするので、 体力をつけるために必要なエネルギーをたっぷりと取り入れましょう。いつもは、 もっと簡単な朝食なのでしょうか。最後まで食べ終わるのに1時間もかかってしまいました。 もう、山登りの時間が迫っています。歯磨き・山登りの準備もするので、出発時間を遅らせる ことにしました。ゆり組の子どもたちの様子を見ながら、臨機応変に時間設定できることが、 あさひ幼稚園のいいところなのです。それでも、これから行く山の頂上まで、マイクロバスがお迎えに 来てくれます。その時間は変えられません。さあ、「山登りしよう。」と坂道を歩きました。 途中で、「虫がいる~」「つかまえて!」「つかまえられない~」「バッタを逃がしちゃだめ!」 などにぎやかな場面がありましたが、虫は捕まえたことがなくて、ただ見ているだけ・・の子どもたち。 虫かご・虫網を持っていた子は、虫が苦手らしい。「わたしが、つかまえてあげる。」と勇ましい 女の子がいて、やっと虫かごに1匹入りました。 川ではオタマジャクシやイワナをたくさんとっていたのに、不思議ですね。 あすなろ荘に戻って、いよいよ、さようなら。お世話になりました。 おいしいお食事・あったかい温泉・ゴロゴロしても気持ちいい畳の大部屋。 よい思い出ができました。マイクロバスに乗りこんで、次の目的地である 向ノ島公園に行きました。暑い日でしたが、アスレチックで遊び、おやつを食べて のんびり過ごしました。12時近くになったので、津川の駅にまで送ってもらいました。 あ~あ、もうすぐキャンプが終わってしまう。電車に乗ったら、おにぎりを食べて、少し寝たら、 もう新潟に着いてしまいますね。1泊の短いキャンプ生活ですが、子どもたちにとっては、 ドキドキ・ワクワクの時間だったことでしょう。お家の人と一緒ではないことで、 心配した子どもたちもいたでしょうが、さびしい顔をする子どもは誰もいませんでした。 帰りの電車の中は、チームごとに座って、楽しいおしゃべりで笑いこけて、 「キャンプだ、ホイ!」の歌で手あそびをして、のどかな夏の風景でした。 電車の中も、ホームも、混雑することもありませんでした。子どもたちの のんびりと心おだやかな気持ちがあったから、キャンプは楽しかったねと 思いました。家に帰ったら、ゆっくりと、体を休めて、いろいろな思い出に ふけってください。おつかれさま。がんばったね。ゆり組さん。 それから、ブラジルに帰ったNくん。イタリアに帰ったKくん。 一緒にキャンプには行けなかったけれど、心はいつも一緒です。 いつか、大きくなったら、自分たちで楽しいキャンプや旅行を 計画して、思い出をたくさん作ってくださいね。まだまだ、夏休みは続きます。

		
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