のびのびくらぶが始まって、初めてのお料理教室です。
今年育てたさつまいもは秋に12キロも収穫できました。小さい手で掘り起こした小さいおいもと中位のおいもは、のびのびの子どもたちが持って帰りました。大きな大きなおいもは、3本できました。これは、みんなで食べることにしました。そこで、冬になる前においも料理をやりましょうと計画しました。小さな子どもたちが、安心してお料理するには何がいいかな?と話し合いました。
小さな包丁でふかしたおいもをサイコロに切ってもらおうと決まりました。
小さな包丁?あるかしら。スタッフの皆さん!探して!!
小学生の低学年の子ども用の大きさならあるけれど、1〜2才用はない。当たり前ですね。そこで、いろいろなお店に出かけて、やっと見つけました。包丁をあきらめて、バターナイフに変更しました。それはまるで、ミニミニの包丁です。
この話を聞いて、スタッフの方が、これも安心して使えるわよと、お家の台所から探してたくさんのプラスチックナイフを持って来てもらいました。ありがたいことです。
当日の流れを確認するために、スタッフは何度も話し合い、シュミレーションをやって、楽しくスムーズにやる方法を考えました。
今回は初めてでしたが、上手においものまんまるやきができました。
予想外の出来事をお知らせします。それは、小さなのびのびシェフさんは、おいもを切るたびに、コロコロおいものを1つ、2つと小さなお口に運んで食べていたのです。切っては食べて、切っては食べて、あれれ…おいもの味を確かめながら、お料理していたので、まんまるやきの上に乗せるおいもが少ないよ。あれ〜!!。
大丈夫です。スタッフの方がサービスで足してくれました。ところが、のびのびシェフの食欲のスイッチが入ってしまったのか、足したおいもも食べたいなあっと。でもダメって、シェフの母にたしなめられて、大泣き。早く食べたかったのね。シェフはやめて、お客になりたいのびのびさんでした。
しばらく、ホールでお魚釣りゲームをして、焼きあがるのを待ってもらいました。
さあ、今度は、お客さんです。どうぞ召し上がれ。温かくて、甘くて、ふんわりとした、おいものまんまるやきが出来上がっていました。のびのびシェフたちもその母たちもスタッフたちもニコニコでした。
おみやげに、もう1つ渡しました。そうしたら、「このおいものまんまるやきは、風邪で休んでいるお友だちにあげるんだよ。」と。やさしいやさしいのびのびシェフさんにびっくり。
この日も楽しくて嬉しいひとときが過ごせました。また、遊びに来てください。
園だより
のびのびおいものまんまるやきをたべちゃ え
2011年11月20日