園だより

サンタクロースさんは子どもたちの質問にもうヘトヘト 〜
2009年12月19日
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鈴の音がかすかに聞こえてきました。あっ、サンタクロースさんの足音が・・・
暗いホールで、子どもたちは声もださずに、サンタクロースさんが歩く音をしっかりと聞いていました。
さっそく、子どもたちと出会い、きのうまでがんばって作っていた袋にたくさんのプレゼントを入れていただきました。中身はなんだろうとさわったり、包装紙にすける中の文字を見つけようとリサーチが始まりました。「多分、あれだよ。」「なあに。」「あれ、本じゃないのかな。エルマーの冒険という本だよ。」いつの間にか、「これは、本だよ。エルマーの冒険という題だって。ちょうど読みたかったんだ。良かった。」と決まってしまいました。サンタさん、そうだったかしら。ちがうのでは?ちょっぴり心配です。これは、ゆり組さんの静かなおしゃべりをリサーチしたものです。
さて、あさひ幼稚園の定番、質問タイムが始まりました。
子どもたちは、わからないことは、しっかり聞きます。
サンタクロースさんは、どこから来たのですか?何歳ですか?どうして、トナカイのソリに乗って来たのですか。なぜ洋服と帽子は赤いのですか?どうして、おひげがあるのですか?どこで、プレゼントを準備するのですか?なぜ、ぼくたちにプレゼントをくれるのですか?などすぐには答えられない難問が次々にきました。聞いている先生たちもどう答えていくだろうと?マークがいっぱい。長旅でお疲れのサンタさんはヘトヘトになられるのではと心配をしましたが、いつも世界中の子どもたちからの質問に答えているから、あわてることもなく、英語でスラスラとお話になりました。通訳は主任の先生が頑張って、子どもたちに分かりやすい日本語に直してくださいました。
お礼に、合奏をしたさくら組、ペープサートの人形劇、ゆり組のぼよよん体操をプレゼントしました。サンタも喜んでくださいました。いつもなら、あさひ幼稚園の子どもたちは、玄関で心のこもったお見送りをして、見えなくなるまで手をふってあげるのですが、トナカイが引っ張るソリを見ることもなく、ホールでさようならをしました。
今度は、みんなが円くなって椅子をテーブルにして、雪の中、届けられたクリスマスケーキ〓にろうそくを1本立てて、荘厳な世界に浸りました。チラチラ灯る光が雪の音とともに静かな穏やかな気持ちにさせてくれました。さあ、いただきましょう。かわいいケーキを食べたらもうお帰りの時間になりました。ずっとずっと続いて欲しいけれど、大雪に埋もれる前に帰りましょう。
なお、新しいクリスマスの飾りが届きました。東京のお花の先生の2人のお弟子さんが、ぜひあさひ幼稚園の子どもたちに喜んでもらいたいと、プレゼントしてくださいました。ありがとうございます。とても温かい飾りでした。あさひ幼稚園はその飾りを大切にして、また来年のクリスマス会の時にみんなに見てもらいますね。
サンタクロースさんは、今も雪のいっぱいあるところで、ソリに乗って、子どもたちにプレゼントをあげていることでしょう。今度はもっとゆっくりとして、温泉にでもつかりにお出でくださいとお電話をかけますね。もしかしたら、こっそり、温泉に入って新潟の冬を満喫していらっしゃるかもしれません。お会いしたら、聞いてみてください。では、みなさん、メリークリスマス

		
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