園だより

秋から冬の思い出
2017年12月21日

11月から12月にかけて ~2学期のできごと~ 

DSCN0551DSCN0548DSCN056411月3日は1年間の大きな行事である展覧会とバザーがありました。子どもたちが考えた夢の世界が広がりました。子どもたちが園生活で遊んでいる姿の中にもの(身近にある廃材)を何かに見立てて、それを工夫して使うことが日常的にあります。店で売っている既製品を使うのではなく、自分で考えて使い道を探り遊びの世界に入り込むのです。そのときの作品がお気に入りになり、小さな物語を作り出していきます。

年長組にもなると遊びに必要な物は家で集めて保存して、使いたい時には園に運んでいます。 こんなことがありました。展覧会が終わってしばらくたったある朝、「おはよう。その綺麗な色のボトルはお家からもってきたの?」と聞くと、「そうです。」と言うので、「何にするのかな。」とまた聞くと、「せいさく。」と言う返事でした。さて、(せいさく)とはなんだろう。「せいさくだよ。」・・・「あっ、何か作るのか。制作ね。できたら見せてね。」と声をかけました。なかなか難しい言葉を知っていてびっくり。子どもたちの園生活ではふつうの会話の単語になっていったのだと思う一瞬でした。展覧会の「きらきらゴーゴー」のテーマは、子どもたちから出てきました。どんなことに興味を持って、子どもたちは輝いているのでしょう。「きらきらしている世界を作りたい。そんな世界に行こうよ。」という作品をたくさん展示することができました。

CIMG2554 CIMG2556 CIMG2553     幼稚園では11月15日に七五三をします。自分で作った飴の袋を持って、近くの神社に出かけました。天気は?ちょっと心配でしたが、晴れ間が見えたので行こうと出かけました。あれよあれよと灰色の雲がやってきて、もう帰りましょうと急いで帰りました。園に到着の目の前で大粒の雨に降られて、残念ながらぬれれてしまいました。暖かいストーブのまわりにすわって、ほっと一息つきました。変わりやすい秋の天気ですね。

DSCN0594DSCN0603いつもお世話になっている方たちに、お礼の手紙を作ってお渡ししました。勤労感謝の日に合わせて、子どもたちの思いを伝えました。日々、お礼の言葉を伝えている子どもたちです。改めて感謝の気持ちを絵や文にして、相手に手渡すことは大切な心の交流です。

 

 

DSCN0653 11月下旬に交通安全教室が行われました。信号の見方と実際に右左右をして、横断歩道を渡っているかを確かめました。実際にできるかどうかです。自分から気をつけて、行動できるでしょうか。お話だけでなく、やってみて、身につけていきましょう。この日は、保護者の方も参観してもらいました。道路の飛び出しの危険を防ぐには、お子さんの手をどうつなぐのか、一工夫するようにと助言してもらいました。安全に過ごしましょうね。

DSCN0692DSCN0690だんだん冬の寒さを感じるようになってきました。11月下旬はたき火体験です。火の取り扱いに十分気をつけて、園児が収穫したさつまいもを焼き芋にします。お芋を新聞紙で包み、水にぬらしてアルミホイルでもう一度包むのは園児たちがやります。先生たちが木材と枯れ葉を燃やして、おき火になったら、1人1人がその中に投げ入れます。煙は煙たいのと目にしみることも体験。火の扱いは、「念には念を入れる」と言うことDSCN0693で、12個のバケツに水を入れておきました。しばらくは時間がかかるので、広場で遊んで待っていました。「さあ、できましたよ。」と集まると、おいしそうなホカホカの黄色の焼き芋ができていました。毎年、こんなことが体験できるなんて、うれしいですね。先生たちは、たき火の専門家です。火の管理と芋の状態をきわまるのは、熟練していないとできません。今回もご近所の方にもお裾分けをしました。とても喜んでくださいました。

DSCN0771DSCN0776DSCN077912月に避難訓練をしました。その様子を女性消防士「ひまわり隊」のお姉さんたちに見てもらいました。上手に避難できたかどうか、火事を起こさない様にするための大切なお話を聞きました。「お・は・し・も・て」の合い言葉で、自分の身を守ることできるという話を聞きました。それを歌にしたので、一緒に歌いましょうと新しい企画もありました。火事を見つけたらどうしたらよいかということも聞きました。冬に火事が多いので気をつけて過ごしましょう。

DSCN0832 DSCN0833DSCN0830年長組が計画した「ポップコーン パーティー」がありました。朝からいいにおいがします。ホールで、もうポップコーンができ始めています。「まだかな、まだかな。」と階段を下りて、そっとのぞいている年少組。「準備中だから、まだだよ。」とエプロン・三角巾をしたお兄さんお姉さんたちに言われました。廊下を行ったり来たり忙しそうです。さあ、開店の時間です。先生と一緒に50人のお友達が来ました。子どもたちの考えで、5種類の味が楽しめます。静かだったホールが、大人気のポップコーンレストランに変身しました。

DSCN0814DSCN0828DSCN0804 劇団「なんじゃもんじゃ」の皆さんが楽しい人形劇を演じてくださいました。「おじさんと大きな木」というお話です。左の大きな木がなんじゃもんじゃです。お二人の家ので育っています。さて、園のホールいっぱいを使って人形とおじさん、そしていろいろな役で出てくる方と楽しい時間を過ごすことができました。少し悲しくなる場面がありましたが、いつもの生活に感謝する気持ちをわすれないように、私たちも考えていくお話です。寒い日でした。帰りは少し雪が降りました。これから冬になりそうです。

DSCN0795  12月下旬の楽しみは、クリスマス会です。雪のない新潟でサンタさんは来るのかということを心配している子どもたち。赤い服をきたサンタさんが現れた時はびっくり。質問コーナーは、「どうやってきたのですか。」「雪がないのでトナカイではむりだ。新幹線だよ。」何となく納得した子どもたちでした。「どんな食べ物が、好きですか。」には、「お肉かな。」というと、「ぼくも好きだよ。」とにっこり。次に、サンタさんからプレゼントを1人1人手渡され、緊張気味。自分で作ったプレゼント袋に入る大きさのプレゼントをいただいた時は、にっこり。お礼に、子どもたちは歌とダンスをサンタさんに見てもらいました。忙しいサンタさんを見送ってから、子どもたちはクリスマスケーキをいただました。今年は良い年でした。もうすぐ冬休み。新しい年を迎えて、大きくなりましょう。

 

 

 

		
Translate »